2019.10.01

令和元年10月1日

各位

学校法人銀杏学園 熊本保健科学大学
一般財団法人 化学及血清療法研究所


化血研と熊本保健科学大学との共同研究講座設置のお知らせ


本年10月1日に、熊本保健科学大学と一般財団法人化学及血清療法研究所は、
熊本保健科学大学内に「生物毒素・抗毒素共同研究講座」を設置いたします。

 熊本保健科学大学と一般財団法人化学及血清療法研究所は、「生物毒素・抗毒素共同研究講座」を本年10月1日付けで大学内に設置いたしました。
 抗毒素とは“細菌の外毒素、動物毒素などの生物から発生した生物毒素を、主にウマに接種した後に誘導される中和活性を有する抗体”と定義され、国内では、ジフテリアウマ抗毒素、ガスえそウマ抗毒素、ボツリヌスウマ抗毒素、ハブウマ抗毒素、マムシウマ抗毒素が供給されています。また、破傷風に対してはヒト血漿から精製した抗破傷風人免疫グロブリンが供されています。これらの抗毒素製剤は採算上の問題から医薬品の研究開発ターゲットになりにくく、製造方法も古くからの方法が用いられています。一方で、アジア、アフリカ、中南米などでは、毒蛇咬傷の被害は深刻な問題になっていますが、課題解決に取り組む研究者の数は少ないのが現状です。本共同研究講座は、抗毒素製剤の新規品質管理手法の開発研究、ウマ抗毒素製剤に代わりうるヒト型抗体製剤の基礎的研究、蛇毒培養細胞からの蛇毒供給手法開発研究等を研究テーマとした生物学的製剤に関する研究を進め、広く公衆衛生改善への貢献を目指します。
 熊本保健科学大学では、本講座開設に伴い、新規研究部門の開拓と研究成果の公表、高度な研究能力・品質管理能力を有する人材の育成、産学連携等の推進が期待されます。本共同研究講座は研究費総額(1億円)で5年間を予定しております。

【本件に関するお問い合せ】
熊本保健科学大学 共同研究講座事務局 電話:096-275-2112(直通) FAX:096-245-3126
一般財団法人化学及血清療法研究所 事務局 電話:096-297-2152(代表) FAX:096-300-3156


熊本保健科学大学プレスリリース:
https://www.kumamoto-hsu.ac.jp/upload/elfinder/news/press%20release/press%20release%20HP_khsu2019.10.01.pdf